まだ「キャッシュロス」 M―1でブレーク、ぺこぱ

決めポーズをとるお笑いコンビ「ぺこぱ」のシュウペイ(左)と松陰寺太勇=19日、東京都内

 お笑いコンビ「ぺこぱ」(シュウペイ、松陰寺太勇)が、東京都内で開かれたPRイベント「Visa キャッシュレス推進プロジェクト2020」に登場した。

 昨年12月の「M―1グランプリ」でブレークしたばかり。慣れない場に「(緊張で)ガチガチになっている」と松陰寺。一方のシュウペイもトーク中に予定していたボケを忘れてしまい、松陰寺が、決めぜりふ「時を戻そう」で仕切り直す一幕もあった。

 松陰寺はイベントに合わせ「まだキャッシュレスというよりキャッシュ“ロス”」と、苦しい懐事情も明かした。

 2人は企画の一環として、3月から事務所の先輩コンビ「メイプル超合金」と共に、キャッシュレスをPRする動画に出演。動画は、起用のきっかけとなった「時を戻そう」をキーワードにした物語だという。

 以前は「時を戻そう」ではなく「『ちゃんとやってくれ』だった」と松陰寺。「もっとロマンチックにしようと思った。最初は誰も笑わなかったのに、こんなことになるなんて」と振り返った。

 司会から「時を戻したいと思った瞬間は?」と問われたシュウペイは、中学1年で初めてガールフレンドと遊園地に行った時を挙げた。アトラクションが怖すぎて泣いてしまったという。

 「彼女に男らしさを見せたかった」と悔やむシュウペイに、松陰寺は「弱みを見せるのも男だ」と、ポジティブに切り返した。


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