明智光秀の肖像、実物公開 唯一の現存作、大阪・岸和田城で

岸和田城で公開された明智光秀の肖像画の実物=16日、大阪府岸和田市

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で主人公となっている戦国武将・明智光秀の肖像画の実物が16日、大阪府岸和田市の岸和田城で公開された。3月8日まで。市によると、光秀を描いた現存する唯一の作品。

 肖像画の実物は、光秀の子と伝わる禅僧の南国梵桂が開いた岸和田市の本徳寺が所蔵。光秀の死後約30年がたった17世紀初頭の作品とされ、畳に座る姿が描かれている。普段は非公開のため、岸和田城では複製を展示している。ドラマの放送開始を受け、寺が実物の一般公開を市に認めた。

 公開に関する問い合わせは岸和田城、電話072(431)3251。


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