中国でのスポーツ大会中止相次ぐ 新型肺炎、五輪控え大きな影響

 【北京共同】新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、中国で予定されていたスポーツ大会の開催場所変更や中止が29日、相次いで決まった。夏に東京五輪を控えたスポーツ界にも大きな影響が出ている。

 アジア・サッカー連盟は、アジア・チャンピオンズリーグの1次リーグ前半戦は中国国内では試合を実施せず、対戦相手の本拠地で試合を行うと変更した。

 日本レスリング協会によると、3月に予定されている東京五輪アジア予選(西安)をカザフスタンや韓国などで開催する可能性があるという。既にサッカー女子、バスケ女子、ボクシングの東京五輪予選が中国国外で開催されることが決定している。


  • LINEで送る