武漢からの帰国便に医療従事者 機内で検疫も、厚労省

 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、厚生労働省は28日、武漢市在住の邦人を帰国させるチャーター機に医療従事者を同乗させる方針を明らかにした。機内で検疫を実施。帰国後2週間は健康状態に注意し、発症した場合は保健所に申告するよう求めている。

 厚労省によると、チャーター機には医師1人、看護師2人、検疫官1人が同乗。機内の検疫作業では、症状の有無や日本での連絡先を確かめる質問票や、入国後に日々の健康状態の確認や発熱やせきといった症状が出た場合には医療機関の受診を呼び掛ける「健康カード」を配布する。


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