対北朝鮮、機密共有は8カ国に 米欧の枠組み拡大、日韓も

情報協力の構図

 「ファイブ・アイズ」と呼ばれる機密情報共有の枠組みを構成する米国、英国、カナダなど英語圏5カ国の情報機関が、北朝鮮の挑発抑止のため新たに日本、韓国、フランスを加えた「拡大版」の枠組みを発足させたことが26日までに分かった。現在行われている日米韓の弾道ミサイル分析にとどまらない情報活動での連携を深める。

 中国へのけん制をにらんだ情報共有の枠組みに発展させる構想もあるという。米国は英語圏5カ国に友好国を加えた「ファイブ・アイズ+(プラス)」の拡大枠組みを通じて対抗することを目指している。特に日本との協力を重視。情報面でも日米の一体化が進展しそうだ。


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