2020年1月25日 07:04 | 無料公開
24日、ドイツ西部リューネンでの記者会見で話すキミア・アリザデ選手(中央)(AP=共同)
【テヘラン共同】イランからの亡命を表明していた同国女子で史上初の五輪メダリストとなったテコンドーのキミア・アリザデ選手は24日、ドイツで競技を継続する考えを表明した。AP通信などが伝えた。インスタグラムで、イランの体制を批判していた。
アリザデ選手はドイツ西部リューネンのテコンドークラブで、記者団に「私はまだ21歳で、世界大会や、将来の五輪への出場も可能だ。最高の結果を出すため、努力を惜しまない」と話した。東京五輪出場も諦めていないという。母国イランに戻る考えはないとした。