2020年1月23日 23:55 | 無料公開
【ダボス共同】ムニューシン米財務長官は23日、スイス東部ダボスで記者会見し、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが呼び掛ける脱化石燃料への取り組みに関し「大学で経済を勉強してから説明に戻ってきてもらいたい」と突き放した。行き過ぎる内容は雇用にも響くため、幅広い視点で捉えるべきだとの認識を示した。
ダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に出席したムニューシン氏は、米国が炭素排出の削減で主導的な役割を果たしていると強調し「米国の政策は誤解されている」と訴えた。