西武園ゆうえんちを大規模改装 100億円投じ、昭和の町並み

西武園ゆうえんちの大規模改装後のイメージ(西武鉄道提供)

 西武鉄道は23日、今年で70周年を迎える西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)の大規模改装に約100億円を投じると発表した。園内に1960年代の昭和の町並みを再現し、2021年の開業を目指す。新たな乗り物型のアトラクションを導入する一方、既存の遊具も最大限活用する。

 改装にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の再建に携わった森岡毅氏が協力。東京都内で開いた記者会見に出席した森岡氏は改装後のテーマを「心あたたまる幸福感に包まれる世界」と発表した。若者から家族連れ、高齢者まで幅広い年齢層の集客を見込む。


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