通行妨害の禁止求め提訴、長崎 私道のバリケード封鎖で住民

 長崎市青山町の団地内を通る私道を所有する不動産管理業者が、一部を封鎖して通行料を請求した問題で、住民7人が業者に通行妨害の禁止と慰謝料140万円の支払いなどを求めて長崎地裁に提訴したことが22日、分かった。21日付。他の住民の追加提訴も検討しているという。

 住民側の代理人弁護士によると、水道やガス、電線などのライフラインの工事を妨げないことも求めた。

 市などによると、私道はJR長崎駅から北西約4キロの住宅街にあり、総延長は約700m。所有する福岡県の業者が、車両の侵入や住民らの通行を禁止する看板やバリケードを設置し、昨年6月ごろから通行料を請求した。


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