領土・主権館、20日に開館式 霞が関に移転、展示充実

 政府は島根県・竹島や沖縄県・尖閣諸島などに関する日本の立場を紹介する「領土・主権展示館」を東京・霞が関の民間ビルに移転させ、20日に開館式を行う。展示面積はこれまでの約7倍に拡大。北方領土に関する展示も充実させる。一般公開は21日から。

 展示館は領土問題への理解を深めてもらう拠点施設。これまでは東京・日比谷公園内の市政会館にあった。ただ、地下1階で目に付きにくく、来場者数が伸び悩んでいた。

 新たな展示館は、東京メトロ銀座線虎ノ門駅から徒歩1分。北方領土島民のかつての暮らしをプロジェクションマッピングで再現するなど情報発信を強化する。


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