東証反落、終値70円安 大幅上昇の反動

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 週明け16日の東京株式市場は、米国の景況感を見極めたいとの様子見姿勢を背景に、売りが優勢となり、日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに反落した。米中貿易協議の「第1段階」の合意発表を受けて過度な警戒感は和らぎ、一時値上がりに転じた。

 終値は前週末比70円75銭安の2万3952円35銭。東証株価指数(TOPIX)は3・11ポイント安の1736・87。出来高は約11億3400万株。

 米景況感を示す経済統計の発表を控え、積極的な売買は手控えられた。方向感を欠く値動きが続いたが、取引終盤に売りが強まった。


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