JR、日ハム球場で新駅案 80億〜90億円規模

プロ野球日本ハムの新球場「北海道ボールパーク(仮称)」予定地と新駅の候補地(北広島市提供)

 プロ野球日本ハムの新球場「北海道ボールパーク(仮称)」が2023年に北広島市で開業を予定していることを受け、JR北海道は11日、市が設置を要望していた新駅の整備案を発表した。工事費は80億〜90億円規模で工期は約7年を見込む。

 ナイトゲーム終了後の混雑を想定してホームなどに余裕を持たせ、新駅始発の臨時列車を走らせられるよう引き上げ線も設置する。

 地元が事業費を原則負担する「請願駅」のため、北広島市が今後、設置の可否を検討する。開業には間に合わないことから、当面は既存の北広島駅を利用してもらう。

 同社の島田修社長は「市が検討するためのたたき台」と話した。


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