大阪ガス、海外利益3倍へ 米シェール商業化で20年度

インタビューに応じる大阪ガスの本荘武宏社長

 大阪ガスの本荘武宏社長(65)は9日までに共同通信のインタビューに応じ、海外事業の営業利益が2020年度に19年度比3倍に増加する見通しを示した。米国のシェールガスを液化天然ガス(LNG)に加工する設備が商業運転を始めることが貢献する。再生可能エネルギーの発電能力の目標値を2倍に引き上げることも表明した。

 本荘氏は「本年度65億円を見込む海外事業の利益が来年度は200億円に近づく」と述べた。米テキサス州フリーポートの設備が今月、商業運転して出荷を始めるという。


  • LINEで送る