2019年11月30日 09:38 | 無料公開
米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナー=21日、アーリントン(AP=共同)
【ニューヨーク共同】米大リーグ機構と選手会が、鎮痛作用のある医療用麻薬オピオイドを薬物検査の対象に加える協議をしていると、AP通信が29日に伝えた。今シーズン途中にエンゼルスのタイラー・スカッグス元投手がアルコールとともにオピオイドを摂取し、吐しゃ物で窒息死したことを受けた措置。
オピオイドは大リーグの禁止薬物に入っていない。米メディアでは医療用麻薬を乱用している選手もいると報道されている。
これとは別に、大リーグではこの1年で尿検査9332件、血液検査2287件の計1万1619回の薬物検査を実施した。