2019年11月22日 08:19 | 無料公開
２１日、米ワシントンで開かれた下院情報特別委員会で証言するヒル氏（中央）ら（ＡＰ＝共同）
【ワシントン共同】トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査で、元ホワイトハウス高官が２１日、下院情報特別委員会が開いた５日目の公聴会で証言し、２０１６年の米大統領選に介入したのはロシアではなくウクライナだったとするトランプ氏や与党共和党の主張について「ロシアが広めた作り話」と完全否定し、議員らに広めないよう訴え掛けた。
前回大統領選ではトランプ陣営がロシアと共謀した疑惑が浮上。トランプ氏らはウクライナ介入説を唱えることでロシア疑惑を打ち消したい意向とみられるが、野党民主党などは根拠なき「陰謀論」と批判してきた。
