東京五輪団長に福井烈専務理事 JOC、元プロテニス選手

 日本オリンピック委員会(JOC)が、2020年東京五輪の日本選手団団長に元プロテニス選手の福井烈専務理事(62)、総監督に尾県貢選手強化本部長(60)を充てる人事を決めたことが20日、複数の関係者への取材で分かった。JOCが同日の理事会で承認した。来週に記者会見を開く予定。

 1964年東京五輪の選手団長は陸上男子三段跳び五輪メダリスト、大島鎌吉氏が務めた。

 福井氏は日本テニス協会の専務理事。JOCでは長く選手強化を担当し、6月に専務理事に就任した。山下泰裕会長(62)とも同学年で、信頼が厚い。日本陸上競技連盟専務理事の尾県氏は、男子十種競技の元日本王者。


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