2019年11月17日 10:12 | 無料公開
ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールの授賞式で、優勝の賞状と花束を受け取ったピアニストの三浦謙司さん（手前）＝１６日、パリ（共同）
【パリ共同】若手演奏家の登竜門として７０年以上の歴史を誇るロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール（ピアノ部門）の決勝が１６日までパリで行われ、神戸市出身の三浦謙司さん（２６）が優勝した。日本人のピアノ部門優勝は６人目で２００７年以来。
決勝は６人で争われ、愛知県東海市出身の務川慧悟さん（２６）が２位となった。
三浦さんはベルリンの音楽大学に在学中。１５年の浜松国際ピアノコンクールで奨励賞を受賞した。務川さんは１２年の日本音楽コンクールピアノ部門で１位となり、１４年からパリ国立高等音楽院で学んでいる。
