日韓外務省局長、15日に会談 東京で、GSOMIAも議題か

 日韓両政府は14日、日本外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長と韓国外務省の金丁漢アジア太平洋局長が15日午前に日本外務省で会談すると発表した。日韓関係が悪化する中、元徴用工訴訟問題などの懸案について意見交換する。韓国が破棄を決め、失効期限が迫っている日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)も議題になるとみられる。

 日本は元徴用工訴訟問題について、日韓請求権協定で解決済みとの立場。安倍晋三首相が4日、訪問先のタイで韓国の文在寅大統領と約10分間対話した際も「原則的立場に変更はない」と伝え、韓国による対応を重ねて要求した。(東京、ソウル共同)


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