関電、第三者委が年内に会見 金品問題で調査状況報告

 関西電力役員らの金品受領問題で、再調査を担う第三者委員会(但木敬一委員長)は13日、年内にも委員と顧問を務める4人の弁護士がそろって記者会見を開くと発表した。第三者委は関電が求める年内の最終報告にはこだわらない考えで、調査状況などの中間的な報告とみられる。

 第三者委は10月9日に発足し、関電社員約2万人に金品受領があれば申告するようにメールを送るなど調査を本格化させている。今回問題となった福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)からの金品受領の有無や、別の人物から1万円相当以上を受け取ったことがあるかなどを調べている。


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