2019年11月13日 11:14 | 無料公開
国土交通省関東地方整備局は13日、10月の台風19号の大雨により茨城県常陸大宮市内で久慈川の堤防3カ所が決壊したにもかかわらず、うち1カ所について氾濫を知らせる「氾濫発生情報」を出していなかったと明らかにした。久慈川の堤防決壊で広範囲の浸水被害が発生。同整備局は同県内を流れる那珂川の堤防決壊でも氾濫発生情報を出していなかったことが分かっている。
同省や都道府県は氾濫の有無や危険性に応じ、氾濫発生情報をはじめとする「指定河川洪水予報」を出している。
台風19号で久慈川は常陸大宮市の富岡、塩原、下町の3カ所で堤防が決壊した。