2019年11月12日 10:22 | 無料公開
12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比21銭円安ドル高の1ドル=109円16〜17銭。ユーロは30銭円安ユーロ高の1ユーロ=120円46〜50銭。
前日の米ダウ工業株30種平均が堅調だったことを背景に投資家がリスクを取る姿勢をやや強め、相対的に安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが出た。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る警戒感が和らいだことも円安の動きを支えた。
市場関係者は「値動きは方向感に欠けており、投資家が新たな取引材料を待っている状況だ」と話していた。