韓国、GSOMIA再検討に含み 「まだ時間ある」と報道官

韓国大統領府の高ミン廷報道官

 【ソウル共同】韓国大統領府の高ミン廷報道官が11日、テレビ番組に出演し、失効が迫る日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)について「わずかだが時間はまだ残っている」と述べ、日本の対応次第で破棄決定を再検討する姿勢を重ねて表明した。

 高氏は、協定破棄について「われわれとしては非常に難しい決定を下した」と指摘。決定を覆すには「日本の輸出規制問題の解決に関する部分で明確な変化があってこそ、次のこと(破棄決定の再検討)も可能になる」と語った。

 協定は23日午前0時に失効する。


  • LINEで送る