2019年10月23日 11:39 | 無料公開
報道陣に先行公開された東京モーターショーで、新型「フィット」について説明するホンダの八郷隆弘社長=23日午前、東京・有明の東京ビッグサイト
ホンダの八郷隆弘社長は23日、新型の小型車「フィット」の発売が予定より遅れ、2020年2月になると明らかにした。電動パーキングブレーキ部品の供給が不足したため部品を変更したことが響く。報道陣に先行公開された東京モーターショー会場で説明した。
ホンダはフィットの発売時期を公表していなかったが、社内計画より遅くなる。供給が不足した部品は8月に発売し生産を停止している軽ワゴン車「N―WGN」にも使っている。N―WGNは部品供給を整えて20年初めに生産再開する。
新型フィットは通信機能を備え、緊急時の通報などができる「ホンダコネクト」のサービスを初めて採用した。