2019年10月17日 08:45 | 無料公開
【ベルリン共同】ドイツ政府は16日までに、第5世代(5G)移動通信システム整備の安全指針案を発表した。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の機器使用を容認するかどうかが焦点だったが、ファーウェイ排除の方針は盛り込まれなかった。指針案は今後、議会で審議される。
米国は機密情報漏えいの恐れがあるとしてドイツに排除を求めており、反発は必至だ。米メディアによると、米当局者はファーウェイが実際に使用を認められた場合、ドイツとの機密情報共有の在り方を見直す可能性があると述べた。