将棋の里見、女流全七冠遠のく マイナビで敗退

里見香奈女流六冠

 女流将棋界初の全7タイトル独占を目指す里見香奈六冠(27)は16日、大阪市の関西将棋会館で指された第13期マイナビ女子オープン本戦トーナメントの1回戦で、伊藤沙恵女流三段(26)に敗れた。残るタイトルとなる同棋戦の挑戦権獲得はならず、快挙達成は遠のいた。

 9月、最多の六冠(清麗、女流王座、女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花)を制覇。里見六冠は、来年春に開催予定のマイナビ女子オープン(称号は女王)5番勝負出場を目指していた。

 里見六冠は防衛戦の女流王将戦3番勝負で、挑戦者の西山朋佳女王(24)に0勝1敗とリードを奪われており、第2局は23日に行われる。


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