2019年10月16日 00:25 | 無料公開
沖縄の基地問題について話す沖縄県の玉城デニー知事=14日、米カリフォルニア州のスタンフォード大(共同)
【スタンフォード共同】沖縄県の玉城デニー知事は14日、米西部カリフォルニア州のスタンフォード大で講演し、日米同盟の重要性を認めながらも、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する立場への理解を求めた。
玉城氏は教授や学生、市民ら約100人に対し、2月の県民投票で7割以上が反対の意思を示したことを紹介し「民主主義の正当な手続きで行われた民意に向き合うことこそ重要な政治課題だ」と指摘。「辺野古移設が唯一の解決策」との日米政府の主張は再考が必要だと訴えた。