2019年10月9日 20:53 | 無料公開
英製薬大手グラクソ・スミスクラインの日本法人は9日、胃や十二指腸の潰瘍の治療薬「ザンタック」を自主回収すると発表した。海外で発がん性物質が検出されたと報告があったためとしている。
回収対象は「ザンタック錠」の「75」と「150」、「ザンタック注射液」の「50mg」と「100mg」の計4種類。発がん性物質の検出報告を受け、9月19日から出荷を停止している。
同社は「患者や家族の皆さま、医療関係者の方々に多大な心配と迷惑をお掛けし、深くおわびします」とコメント。対象の薬が手元にある場合は、医師や薬剤師に相談し、返却手続きを取るよう求めている。