皆川夏穂13位、五輪出場枠獲得 世界新体操、D・アベリナが5冠

個人総合決勝 演技中にリボンをつかみ損ねる大岩千未来=バクー(共同)

 【バクー共同】新体操の東京五輪予選を兼ねた世界選手権第5日は20日、バクーで個人総合決勝が行われ、2016年リオデジャネイロ五輪代表の皆川夏穂(イオン)がフープ、ボール、クラブ、リボンの4種目合計80・300点で13位となり、16位までの国・地域に与えられる五輪出場枠を獲得した。

 17歳の大岩千未来(イオン)は77・350点で19位。日本は最大2枠獲得を逃し、日本体操協会の選考基準で代表決定は来年のワールドカップ(W杯)シリーズ以降に持ち越された。

 個人総合はディナ・アベリナ(ロシア)が91・400点で3連覇し、国別対抗と種目別を合わせて5冠に輝いた。


  • LINEで送る