2019年9月20日 21:42 | 無料公開
今年4月に実施された全国学力テストの中3英語のうち「話す」の出題で、解答の録音に不具合があった問題を巡り、文部科学省の専門家会議のワーキンググループ(WG)は20日、検証報告書を公表した。テストで使われたタブレットの一部では、基本ソフト(OS)が最新バージョンでなく、内蔵マイクとヘッドセットがハウリングを起こした可能性があるなどとした。
生徒同士の席が近く、隣の発話が耳に入り、解答に影響したという申告があったとも指摘。3年後に予定されている次回テストに向け、学校の情報通信技術(ICT)環境整備を一層進めるべきだとした。