2019年9月20日 21:13 | 無料公開
選挙演説する中道政党連合「青と白」のガンツ元軍参謀総長(UPI=共同)
【エルサレム共同】イスラエル選挙管理委員会は20日、同国史上初となった国会(定数120)のやり直し総選挙の最終結果を発表した。ガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」が33議席を獲得、ネタニヤフ首相の現与党、右派「リクード」の31議席を上回り、第1党となった。
連立協議の枠組みでは「リクード」を中心とする右派・宗教系勢力が55議席で、「青と白」など中道・左派勢力の44議席をリードした。ただ両勢力とも過半数には届かず、次期政権は連立協議次第。リブリン大統領がネタニヤフ、ガンツ両氏のどちらに組閣を指示するかが当面の焦点となる。