将棋、谷川が単独3位1325勝 加藤抜く

谷川浩司九段

 将棋の谷川浩司九段(57)は12日、大阪市の関西将棋会館で指された第78期名人戦順位戦B級1組で松尾歩八段(39)を破り、加藤一二三・九段(79)を抜いて、歴代単独3位の公式戦通算1325勝目(853敗)を挙げた。

 1位は羽生善治九段(48)の1443勝(596敗)で、2位は故大山康晴15世名人の1433勝(781敗)。谷川九段は8月17日の対局に勝ち、加藤九段と並ぶ1324勝目を挙げていた。

 神戸市出身。1976年、中学生の時にプロ入りし、83年に最年少の21歳で名人となった。トップ棋士として長く活躍し、タイトルは歴代4位の通算27期獲得した。


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