福島県道脇で崖崩れ、信号倒す けが人なし

 24日午後11時ごろ、福島県いわき市鹿島町久保2丁目の県道26号交差点付近で崖が崩れて県道上に約40メートル広がり、信号が倒された。いわき東署によると、けが人や巻き込まれた車両はない。当時雨は降っておらず、県などが現場付近約1・5キロを通行止めにして原因を調べている。斜面に掘って作った市指定文化財の久保磨崖仏も巻き込まれた。

 いわき東署や県によると、現場は大型商業施設や全国チェーンの飲食店が並ぶ幹線道路。崩れたのは高さ約23メートルの岩盤で、落石防止用のフェンスも巻き込まれた。残った岩の複数箇所に亀裂が見つかった。


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