米、男子300人超に性的行為 自殺した大学スポーツ医師

 【ヒューストン共同】米オハイオ州立大のスポーツチームのドクターが長年にわたって男子学生に性的な不適切行為を行っていたとして、同大を訴えている弁護士が、告発者が300人を超えると明らかにした。AP通信が23日、報じた。

 米国では近年、体操協会の元チームドクターやフィギュアスケートのコーチらによる性的虐待など、スポーツ界での性的スキャンダルが相次いでいる。

 弁護士らによると、2005年に自殺した男性医師のリチャード・ストラウス氏は1979〜97年に診察などの際に学生の身体をなでまわすなどした。アメリカンフットボールやレスリングの選手が含まれているという。


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