関空、韓国の観光客6割減 出入国全体は過去最多更新

 大阪出入国在留管理局関西空港支局は23日、夏の繁忙期(9〜18日)に、関西空港から観光などの短期滞在で入国した韓国人が、前年同期比59%減の1万7580人だったと発表した。香港からの短期滞在者も21%減の1万2120人となり、同支局は「日韓関係の悪化や、香港の抗議活動の影響が大きい」と説明した。

 空港全体の出入国者数(速報値)は5%増の74万8030人で、1日当たり約7万4800人となり、過去最多を更新。出入国者数は外国人が43万240人、日本人が31万7790人で、5年連続で外国人が上回った。渡航先は、新規就航が相次ぐ中国が11万4490人でトップ。


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