飲料味薄いと刑務官に暴行、愛知 傷害容疑で受刑者書類送検

名古屋刑務所=2005年、愛知県みよし市

 名古屋刑務所(愛知県みよし市)で昨年8月、刑務官の顔を殴りけがをさせたとして、同刑務所は22日、公務執行妨害と傷害の疑いで50代の受刑者の男を書類送検した。同刑務所によると、男は熱中症対策として渡されたスポーツドリンクの味が薄かったとして腹を立てたという。

 愛知県では昨年8月、名古屋市で3日に統計開始以来最高となる40・3度を記録するなど猛暑が続いた。同7月24日には名古屋刑務所内で40代の男性受刑者が熱中症で死亡。同刑務所は熱中症対策として毎食後に刑務官が作ったスポーツドリンクの提供を始めた。


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