2019年8月21日 17:11 | 無料公開
ティラワ経済特区のフォスター電機の工場で、従業員と交流するアウン・サン・スー・チー氏(左から4人目)=21日、ミャンマー・ヤンゴン近郊(共同)
【ヤンゴン共同】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が21日、日本の政府開発援助(ODA)で整備が進む最大都市ヤンゴン近郊のティラワ経済特区を初めて訪れた。日本政府関係者との懇談では「東南アジア諸国連合(ASEAN)域内でも誇ることができる素晴らしい成果」と感謝を表した。
2015年に開業したティラワ特区には現在100社以上が進出し、約半数が日本企業。電力供給も安定し、順調に投資が流入する。スー・チー氏は、16年の政権交代前に整備された経緯などから公式訪問していなかった。