日本語能力試験の認定書偽造疑い 男2人逮捕、愛知県警

押収された日本語能力試験の偽造認定書など=21日午後、愛知県警中部空港署

 日本語能力試験の認定書を偽造したとして、愛知県警が有印公文書偽造の疑いで、ともに20代のベトナム国籍の男=名古屋市守山区=とインドネシア国籍の男=同県幸田町=を逮捕したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、2人は日本語能力試験に合格したことを示す認定書を偽造した疑いが持たれている。

 名古屋税関が今春、国際郵便の検査で偽造の疑いがある2人の認定書を発見した。

 日本語能力試験は、日本語の読み・書きの能力を5段階で評価。結果によっては学業や就職面で有利になるほか、上位の2段階は出入国管理上の優遇措置を受けられる。


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