プラスチック包装、段階的に廃止 米玩具大手、22年末までに

 【ニューヨーク共同】米玩具大手ハズブロは20日、2020年以降に出す新商品を対象に、プラスチック製の包装材を段階的に廃止すると発表した。プラスチック製の箱や袋などを徐々に減らし、22年末までに全ての新商品の包装材からプラスチック製品を排除するのが目標だ。

 プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な問題となっており、ゴールドナー最高経営責任者(CEO)は「持続可能な未来のため、プラスチックを包装から排除する」と環境保護の取り組みをアピールした。

 プラスチックごみ対策では、米コーヒーチェーン大手スターバックスが昨年、使い捨てストローを廃止すると表明した。


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