2019年8月21日 00:15 | 無料公開
20日、国連軍縮会議の事務取りまとめを担うカスパーセン部長(右端)に反核署名の目録を手渡す松田小春さん(右から2人目)ら高校生平和大使=ジュネーブ(共同)
【ジュネーブ共同】核廃絶を訴える「高校生平和大使」が20日、スイス西部ジュネーブの国連欧州本部の軍縮部を訪問し、約1年かけて集めた21万筆以上の反核署名の目録を提出した。過去最多の23人の平和大使全員が、軍縮会議の事務取りまとめを担うカスパーセン部長らを前に演説した。
広島大付属高2年の松田小春さん(16)は、被爆者が減り記憶が風化した時に「核兵器の使用を真っ向から否定し、阻止しようとする人が何人いるでしょうか」と述べ、危機感をあらわにした。