同性婚、日本でも「大きな動き」 合法化運動を推進の米弁護士

インタビューに応じるエバン・ウォルフソン弁護士

 米国で同性婚合法化運動を推進した団体「フリーダム・トゥ・マリー」の創設者エバン・ウォルフソン弁護士(62)が20日までに、福岡市内で報道各社のインタビューに応じた。同性婚実現を訴える裁判が相次いで起こされ、日弁連も法整備を求めた日本の現状を「大きな動きが速いスピードで起きており、喜ばしく思うと同時に驚いてもいる」と評価した。

 米連邦最高裁で2015年、同性婚を認める判決を勝ち取ったウォルフソン氏。訴訟だけでなく市民の理解を広げ、政府に働き掛けることも重要だと強調する。ウォルフソン氏はニューヨーク州在住。札幌と福岡で8月にあったイベントに合わせ来日した。


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