列島の猛暑続く、熱中症対策を 前橋市で36・9度

水族館前の壁面に流れる水に手を入れる女の子=17日午後、東京都江戸川区

 17日の日本列島は九州から東北にかけて午前中からよく晴れ、茨城県大子町や前橋市、東京都練馬区で36・9度を記録するなど各地で気温が上昇した。18日も京都市で最高気温が37度と予想されるなど厳しい暑さが続く見通しで、気象庁は水分・塩分補給など熱中症対策を呼び掛けている。

 気象庁によると、太平洋高気圧からの時計回りの暖かい風が台風10号から変わった北海道付近の温帯低気圧に向かい、広い範囲で西寄りの風が吹いた。特に関東や東北の太平洋側は風が山を越え、乾いた熱い風になって麓に吹き下ろす「フェーン現象」の影響で一段と厳しい暑さに襲われた。


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