西・東日本で大雨の恐れ 大気不安定、土砂災害に注意

 寒気を伴った気圧の谷や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になり、西日本や東日本で局地的に雷を伴った大雨になる恐れがあるとして、気象庁は23日、浸水や土砂災害、河川の増水に注意を呼び掛けた。富山県黒部市で同日午前、1時間に62ミリの非常に激しい雨を観測した。

 気象庁によると、西日本と東日本に太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、上空5500メートルに氷点下6度以下の寒気が流入。23日夜遅くにかけて広範囲で大気の状態が非常に不安定になりそうだ。24日も午後を中心に大気の状態が不安定になる見通し。


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