感染判明の養豚場が再開、愛知 豚コレラ発生施設で初

 愛知県は19日、今年2月に豚コレラ感染が判明した同県豊田市のトヨタファームが経営を再開したと発表した。県は、昨年9月以降の一連の豚コレラで経営を再開した発生養豚場は初めてとしている。

 県によると、6月下旬に30頭を試験的に搬入。今月17日の検査で感染していないことを確認し18日に繁殖用の豚8頭を運び入れた。8月下旬の出荷開始を目指している。以前行っていた子豚の他の養豚場への出荷は当面見合わせる。同ファームは今年2月に発生が判明。大阪など5府県の出荷先でも感染を確認した。鋤柄雄一社長(49)は「いまだに豚コレラは続いている。みんなの希望になれば」と話した。


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