みずほ、ATMを再開 1年がかりのシステム移行完了

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は16日、口座管理などを担う次期勘定系システムへの移行作業を完了し、みずほ銀行などの現金自動預払機(ATM)やオンラインサービスを再開したと明らかにした。順調に稼働しているか、終日確認するという。13日午前0時から休止していた。

 個人向けのインターネットバンキングでは、サービスの再開直後に一時、つながりにくい状態になった。

 移行作業は、旧みずほ銀行と旧みずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行のシステムを統合するプロジェクトで、2018年6月から約1年かけて実施した。4千億円を超える資金を投じた。


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