東証、午前終値は2万1241円 反落し取引低調、イラン警戒で

 25日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。米国とイランの軍事的な緊張の高まりを警戒する売り注文が出た。一方、米中貿易協議での両国の歩み寄りを期待する買いも入った。取引は低調で、前日終値を挟み方向感を欠いて推移する場面が目立った。

 午前終値は前日終値比44円71銭安の2万1241円28銭。東証株価指数(TOPIX)は0・58ポイント高の1548・32。

 28、29日の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に合わせて行う米中首脳会談への注目度が高く、結果次第で世界経済の先行きが変わるとの見方が多い。


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