国内従業員を4千人削減へ 損保ジャパン、IT活用

 損保ジャパン日本興亜が2020年度末までに国内損害保険事業の従業員数を4千人削減することが24日、分かった。ITの活用で作業を効率化させるため。定年退職による自然減や新規採用数の抑制を見込む。

 18年3月末の社員数は約2万6千人で、約15%に相当する。既に19年4月入社の採用人数を減らしている。希望退職者は募集はせず、親会社のSOMPOホールディングス傘下にある生命保険事業やサイバーセキュリティー事業に振り向ける。

 損保ジャパン日本興亜は、損保ジャパンと日本興亜損害保険が合併して14年に誕生した。


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