辺野古移設反対の署名提出 国際環境NGO、防衛省に

辺野古移設反対の署名を提出するNGOメンバー=24日午後、参院議員会館

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、国際環境NGO「FoE JAPAN」などが24日、東京都の参院議員会館で防衛省との意見交換会を開き、移設に反対する日米の市民ら1万9406人分の署名を提出した。2月の沖縄県民投票で辺野古埋め立て反対が7割超となった結果も踏まえ「民主主義とサンゴ礁を守って」と訴えた。

 意見交換会で、NGO側の参加者は「普天間飛行場の無条件での返還を米国に求めるべきでは」と主張。防衛省の担当者は「沖縄の負担を軽減し米国による抑止力を維持するには、辺野古移設が唯一の解決策だ」と述べた。


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