英新旧外相、一騎打ちへ 与党党首選、離脱期日争点

20日、ロンドンの自宅を出るジョンソン前外相(左)(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】辞意を表明したメイ英首相の後任を選ぶ与党保守党党首選で20日、党所属下院議員による第5回投票が行われ、早期の欧州連合(EU)離脱を訴えるジョンソン前外相が160票、混乱回避のために離脱期日延期もやむなしとの立場のハント外相が77票を獲得し、決選投票に臨むことが決まった。

 党員約16万人による郵便投票を経て、7月下旬に新党首が選出される予定で、草の根の支持取り込みが鍵を握る。

 313議員が参加した第5回投票で、経済に混乱をもたらす「合意なき離脱」も辞さない姿勢を示しているジョンソン氏は2位以下に大差をつけて首位を維持。


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