JR西日本が株主総会 想定外の災害認識して対応

 JR西日本は20日、大阪市のホテルで株主総会を開き、昨年7月の西日本豪雨や9月の台風21号による被害などの復旧状況について報告した。来島達夫社長は「昨年相次いだ自然災害では多くのお客さまにご迷惑をかけた。想定では対応できない災害が起きる可能性を認識して対策を行いたい」と述べた。

 来島社長は冒頭、2005年の尼崎JR脱線事故について改めて謝罪し、株主らと犠牲者に黙とう。西日本豪雨による影響はほぼ解消され、一部運休が続く芸備線も10月下旬に全線再開する見通しだという。


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