ホンダジェット、中国市場に照準 米社幹部「大きな可能性」

パリ国際航空ショーで展示した「ホンダジェット」と写真に納まる「ホンダ エアクラフト カンパニー」のサイモン・ローズ副社長=17日、パリ近郊(共同)

 【パリ共同】ホンダ米子会社で小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の開発製造を手掛ける「ホンダ エアクラフト カンパニー」のサイモン・ローズ副社長は19日までに共同通信のインタビューで、中国について「市場開放が進む見込みで大きな可能性がある。機体への関心も高い」と述べ、巨大市場での受注拡大を目指す方針を明らかにした。

 中国では、2017年10月に受注を開始。現在は、中国当局から安全性を認証する「型式証明」を取得する手続きを進めているが、ローズ氏は2カ月以内に手続きが終了するとの見通しを示した。年内にも中国の顧客への引き渡しを始める。


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