2019年6月19日 17:21 | 無料公開
パリ国際航空ショーで展示した「ホンダジェット」と写真に納まる「ホンダ エアクラフト カンパニー」のサイモン・ローズ副社長=17日、パリ近郊(共同)
【パリ共同】ホンダ米子会社で小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の開発製造を手掛ける「ホンダ エアクラフト カンパニー」のサイモン・ローズ副社長は19日までに共同通信のインタビューで、中国について「市場開放が進む見込みで大きな可能性がある。機体への関心も高い」と述べ、巨大市場での受注拡大を目指す方針を明らかにした。
中国では、2017年10月に受注を開始。現在は、中国当局から安全性を認証する「型式証明」を取得する手続きを進めているが、ローズ氏は2カ月以内に手続きが終了するとの見通しを示した。年内にも中国の顧客への引き渡しを始める。